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銀行口座開設
とにもかくにもお金のやりとりができないと、ということで銀行口座開設。口座開設要項は銀行によってかなり異なるので注意が必要。 クソ寒い中、申込に行って断られた日には、爆弾をセットしたくなるってもんです。さておき筆者が最初に行って断られたのはCIBC。一般に銀行口座開設には身分証明2つ(州保険カードは身分証明書としてみなしてもらえないことがあるので注意が必要)とSINが必要。SINは申し込み時にもらえる申請中を証明する紙があれば大丈夫と移民ガイドにもあったのに、無情にも答は「ノー」。口座開設するためにそれなりの額の現金を持ち歩いているのでとっとと口座開設して入金したいのだが、それを断られた日には気分はドナドナ。「2度と来るか、ボケエエエエエ!」(←子供か)状態で次に。
そんなこんなで今度はモントリオール銀行に直行。で、「SINを受取ったら番号を即座に知らせる」という条件でめでたく口座開設可能に。しかし口座開設になんと1時間もかかり呆然。とは言えバンクカードがその場でもらえ、これでやっと人並みの生活に一歩近付いたような。しかし1時間って職なし暇ありの人間でないと口座開設できない気が(職なし・暇ありだった当時)。 とりあえず、その場でオンラインの申込も済ませて晴れてネットバンキングもできるように(ネット環境もなかったのだが)。
開設時には自分の近所に銀行の支店、少なくともATMがあるかどうかの確認を。たまたまうちの近所はモントリオール銀行の支店があるのだが、比較的ATMが多いとされるロイヤル銀行は近所に皆無。ロイヤル銀行で口座開設しなくてラッキーだった。しかしながら憎きCIBCはうちの近所にも支店がある。ちなみにSINに何故そんなに厳しいかと言うと所得税報告に必要だから。とれるものからとれるだけタックスをとるのがカナダ(先進諸国はどこでもそうだがカナダは特に税金高い)。
尚、口座開設をした支店はその後、ホームブランチとして扱われる。バンクカードの再発行などの際には、実際にそこにいく必要がある。なのでホームブランチはなるべく便利な場所の支店を選ぶ事をお奨めする。
筆者は初めにsavingとchequeingの両方を開き、チェックアカウントの残高が1000ドル以上だったら取引が5回まで手数料がかからないプランを選択。初めは残高2500プランで10回まで取引無料だったのだが、1カ月で1000ドルに変更。日本にいた時は10000ドル口座にあるのは当たり前だったのに(一定収入があるって素晴らしい)。気分は都落ち。
銀行口座開設時の条件は銀行や受け付けの人間の度量で違うのだが一般的に必要なのはSIN、身分証明書2つ。そしてある程度のお金(王座管理手数料的に1000ドル以上が望ましい)。 カナダでは引き落とし回数に制限があったり、引落し額に制限があったりで「ワシのお金や、好きにさせんかい!」と突っ込みたくなる。 さらに一定残高がないと手数料、引き出し回数がオーバーすると手数料、と手数料をとるしくみに余念がない。ただし残高が1万ドルを超えると全てタダだったりと日本よりも遥かに「金持ち優先主義」。ある意味、とても資本主義。
尚、取引がない口座はセキュリティを理由に凍結されることがある。それを放っておくと口座管理料の要求などが来るので使わない口座は閉じた方が無難。
Saving Account
日本でいうところの普通預金口座みたいなもの。日本に比べて利率は良いが、それはカナダのインフレ率が日本より高いからである。なので、まとめた金額をここに置いておくと目減りしている計算になるので注意が必要。
Cheqing Account
いわゆる当座預金口座。北米では支払いなどに小切手を使う事が多い。なので自分用の小切手をふって支払いにあてる事がよくある。利率はつかない。銀行によって利用手数料に差があるので注意が必要。初めの数枚は銀行側でくれるが、それがなくなると自分で小切手帳を購入しなくてはならない。
GIC
Guranteed Investment Certificatesの略で日本でいうところの定期預金。預け年数を決めてその年数に応じた利率がつく。2008年2月現在で3〜4.65%程度。利率がSaving Accountよりは高いので余裕資金がある人はこれを利用するのがよいかもしれない。但し途中解約は銀行によってはペナルティの対象になるので注意が必要。また利率も金融機関でかなり異なるので比較してみたほうがよい。
投資信託&債券
銀行でも投資信託や債券を扱っている。毎月積み立てすることもできる。種類がかなり多いので購入の際はファイナンシャルアドバイザーの予約を取って相談した方がいい(通常、銀行付きのファイナンシャルアドバイザーは相談無料)。
以下がいわゆるカナダの5大銀行。
Bank of Montreal
http://www.bmo.com/
ネットバンキングの使い勝手はいい。 クリスマス前にいったら窓口でキャンディーくれたりする。 近くの支店に行ったらスリランカ出身の行員が『おしん』について熱く語っていた。「いいドラマよね〜」って、一体何年前のテレビ番組だ。中東やアジアではいまだに熱狂的ファンを持つドラマらしい。口座のステートメントとファンドの運用報告書の見やすさがマル。
CIBC
http://www.cibc.com/index.html
銀行の中で一番口座開設条件が厳しいとの噂。しかし以前、ワーホリの時はすんなりあっさり口座開設できたのに、移民になった今は断られるってのは釈然としない。ATMの数やセブンイレブンの中にもキャッシュマシーンがあるなど便利な銀行。噂に聞くとバンフにはCIBCしかないらしい。しかしエンロン騒ぎで大損をこいた銀行でもある。
Royal Bank
http://www.royalbank.com/
皇家銀行(とチャイナタウンの支店にはサインが出ている)。使った事がないのでよくわからない。 ANZ(オーストラリアニュージーランド)銀行と提携しているので日本国内からでも口座開設が可能。但し、このサービスは使用の制限やカード手数料を考えるとあくまで一時滞在者向けのサービスで移住する人間にはメリットがない。手数料が現地口座開設した場合より高い。
http://www.anz.co.jp/open_acount/canada.html
カナダで普通に開設する分には問題なし。
The Toronto-Dominion Bank
http://www.td.com/
2007年、カナダでもっとも利益を計上した銀行。ファンドやサービスの種類は多いが、ステートメントや報告書の類がわかりづらい。ネットバンキングの使い勝手がイマイチ。この銀行のクレジットカードは種類がいっぱいあるので、新移民には門戸が広いかも。
Scotiabank
http://www.scotiabank.com/
支店はそんなにないのだが地味ながら手堅いサービスらしい。 家賃振込に行ったら、冬だというのに胸開きのカットソーを来た女性が担当。旨の谷間をがっつり見せまくり、マニキュアはピンク。外見が日本の銀行員とは程遠いのはまあ良しとしても、処理途中でコンピュ−タ作業がわからなくなったらしく隣の人に聞いていた。おいおいおいおい。ちなみに1カ月後に行ったらまたこの女性が担当になり、また処理方法を隣に聞いていた。こんなんで銀行に勤めることができるってある意味、カナダはすごい。そして恐い。 定期預金の利率は他銀行よりちょっと良いとの噂。
トロントでは「うちの支店にはこの言語で対応できます」と言語リストを掲げている銀行も結構あるのだが、中国人の知人が『中国語対応』をお願いしたところ「今日、その行員は休んでいる」と言われたそうな。本当にサービスが存在しているかどうかはかなり謎。
注意:封筒にチェック(小切手)をいれて入金、チェックで払い込みという方法はオススメできない。実際払ったのに反映されず、二重払いをするハメに、ってな話もきく。銀行で処理したらレシートやその他は全てとっておく。ちなみに筆者、デポジットをいれたのに引き出しにされていたことがある。オンラインバンキングなどでこまめに取引と残高を確認した方が無難。 |