|
注意!新法(2002年6月28日施行)では面接でのポイント採点は一切ないので少しでも高いポイントを取るには、補助書類などを移民局の指示に従って須らく用意する必要がある。尚、2006年9月1日から
Simplified Application Process が実施されたため、supporting documentationは申請時ではなく移民局の指示を受けてから送る事になる(バッファローオフィス、ケベック申請は適用外)。
詳しくはこちら:
http://www.cic.gc.ca/english/department/media/notices/notice-simple.asp
●Immigrant Applocation Form
カナダの移民局サイトから申請キットをダウンロードして書き込んだもの。申請地によって若干の違いがあるようである。ダウンロードしてから数週間すると書類がマイナーチェンジされていてまたダウンロードし直す。いつ更新したかトップページでのせてくれるといいのだが。
この書類を埋めるのが一苦労。 書類は結構トリッキー。英文自体はシンプルなのだがこれはこういう意味だろうと判断してもよくよく説明を読むと定義が微妙に違っていたりする。悩みどころは英語能力はfluentとすべきか?wellか?poor? poorは事実であっても選択しちゃイカンだろうと却下。結局、知人(英語圏出身)が「英語圏の人間と仕事をしているならfluentでオーケー。テストの成績よりコミュニケーション能力。つまり仕事ができるかどうかなので英語圏のクライアントがいるなら支障なし」というのでfluentに。フハハハ。
あと過去の住所をざっと書き出すのだが、思い出せない。住所を結構変えているので辛いぞ、これは。古いハガキなどをひっぱりだし、なんとか埋める。湯気がでそうである。一応各項目を説明したキットもあるので照らし合わす。
そして最大の難関は職種。 当方、graphic designerなのだがなんとDTPオペレーターの方がETFポイントが高いのである(General
Occupation List参照)。少々(かなり)ムカつきながら、CGも扱っていたのでCG artistとかweb createrなども探すが該当なし。いわゆるごくごく最近の職業はのっていなかったのだ。ちなみにリストは毎年変わるらしいのでマメなチェックが必要。書評などを書いたこともあるのでwriterってのはどうだ?と思ったがテクニカルライターでないと点数が低い。結局、ここはデザイナーの意地にかけてやはりグラフイックデザイナーで申請してやる!と決意。アホである。しかし、ちゃっかり書類にはweb
& graphic designerと書いておいた。近江商人をなめちゃいけないぜ。
●パスポートサイズの写真4枚
近くのコイン式のもので証明写真をとる。パスポートサイズ4枚ってのがクセもの。たいていパスポート2枚&普通証明2枚か、普通証明4枚なのでパスポートサイズ4枚とろうと思うと、2回現像しなくてはいけないのである。ううむ、なんて不経済な!とりあえず、服は黒でなるべく「いい人」そうな面を心掛けて撮る。しかしできあがった写真は...。いや極悪人まではいっていないので良しとする。ちなみにキットの説明書には6枚とあったが、本書類によると貼付け1枚、添付3枚だったのでそれにした。公式書類でも時々記述ミスがあるようだ。
●戸籍謄本
オリジナルと英訳したもの(翻訳証明つき) 戸籍謄本は翻訳のcretificationが必要とのことなので自分では訳せず翻訳会社に依頼した。数社に電話したものの高い!
A4用紙1枚で3000円から。文字量で追加料金、証明書で追加料金。電話してみて一番説明が丁寧で謄本の翻訳経験がありタイプセットまでしてくれるという所にきめる。まずファックスして見積もりをだしてもらい、追加料金なしを約束してもらった。で、困ったのが謄本に載っている地名の呼び方。わからないったらわからない。それでもなんとか翻訳完了。約1万円なり。あとで知人の翻訳者に頼めば良かった事に気付くが、翻訳が早かったのとタイプセットがすばらしく綺麗に仕上がっていたので、良しとする。知人に戸籍謄本を見せるというのも何だしな。それにしても戸籍謄本をまじまじ見る機会なんてそうそうなく、かなり驚きの事実が。そうか、そうだったのかああああ!人生いろいろ(遠い目)。
ちなみにinnigrant application formの説明には
For Japan: A certified official copy of and one translation of your
"Koseki Johon". All names in the Register, even the ones that have
been removed due to death, marriage, change of residence, etc.,
must be included.
とあり、"Koseki Johon" ? コセキジョホンってなんじゃ?と困惑。 とりあえず文面的に戸籍謄本だろ、と勝手に納得。後で知ったのだが日本の領事館で英訳してもらうと自分の部分だけ訳されるので戸籍抄本でこと足りるようだ。しかし文面的な説明はやはり戸籍謄本をさしてると思う。のでちょっと納得がいかない。
●パスポートのコピー
パスポートのコピーは顔写真のはいっているページを見開きでとる。残り月数が最低18カ月必要。余裕である。何故って、10年パスポートだからな!(顔変わるっつーの!)
●Proof of Qualifications
卒業証明書を送ってもらう。そのまま英訳されたものを郵送してくれたのはいいが、届いてみると卒業年が間違っていた。愕然。なのでもう一度送ってもらう。しかし、みるからにワープロ出力のペラ紙でありがたみに欠ける。ううむ、実にニセモノくさい。いや、本物なのだが。
『プロ資格やら職業に関連したトレーニングコースの修了書など』は該当なし。英文会計習ったが職業と全然関係ない。情報処理検定も受けたはずだが、その証明書を探す気になれず(どこにあるのか見当もつかず)。またそれがカナダでどれくらい効力をもつか定かでない。結局、そのまま提出書類としては却下した。勿体ない気もするが提出することによってより多くのトラブル(カナダでの能力換算等)を招きそうな気がしたのと、職業関連とは言い難かったので。
●Proof of Employment
実は個人的に最も難関。雇用証明がとれないのである。何故ってフリーランスなのだ。良く言えば個人事業主(注:自営業者としてではなくあくまで選抜労働者としての申請なのでフリーランスというのはかなり辛い立場)。なので、雇用証明はpresent
& past immidiate(現在とその前の会社の雇用証明)とあったが、前の会社と前の前の会社に頼む。文面は期間とポジションと責務と年俸なので自分で書いてデータで送って会社のレターヘッドにプリントアウトしてもらい、社長のサインをもらった。実は、前会社は社長と言い争って退社したので気まずかったのだが。時間がたってたせいか快く(?)応じてもらえた。いやあ、円満退社は大事だ。
延々とJob discriptionを書く。 コンピュータ関連だと点数が高いようなので、なるべくその辺りを強調して書いた。しかしComputer
GraphicsをCGと略していて面接の時に「何の略だ?」と聞かれた。DTPも聞かれた。一般的な略語だと思うのだが。略語は止めた方がいいみたいだ。当たり前か?しかしコンピューター関連用語をいちいちフルで書くと辛い。とりあえず、ありとあらゆることをアピール。なにせ過去数回、転職しているのでアピールと面接対処はそこそこ慣れているのであった。(自慢になるか!)
英文履歴書・カバーレターの書き方を参考にすると書きやすいと思う。
●ジョブオファーレター
ワーキングホリデーの時、働いていた会社に「移民ビザが取れたら雇う事に前向きである」というレターをかいてもらった。ワークビザ云々の手続きをするには会社負担も大きいし時間がかかり過ぎるが、雇用を前向きに考えてくれる会社があるというのはプラスポイントになると思ったので。これは国際電話でお願いし、メールで確認、郵送でレターを受取った。こんな手間がかかることを迅速にしてもらい、かつ、「応援する」と言ってもらえ感涙。あくまで身上アップ書類であり、ポイントには関係ないとされているが、個人的にはかなり効力があるような気がする。
( ちなみに純然としたポイント加算を得るにはHRDCの承認/許可が必要。一般に雇用側の企業が一定期間以上人材募集をかけた経緯とカナダ人・カナダ移民で補えないスキルや能力をもっていることが条件となっている。)
注:現在(2007年7月15日)ではHRDCからの許可が降りたワークパーミットの持ち主でないと雇用のポイントはもらえない。
●Proof of English/French ability
TOFELもTSEも受けた事がないので、証明に困る。とりあえずワーキングホリデーの時にもらった英語コースの修了書(元来モノ持ちがいい人間なのが功を奏した)と英語圏の人間と仕事をしていたことなど何でも片っ端から書いていく。
あげくに「友達とmailでのやりとりは英語だ」とか、「ラジオ講座を毎日きいている」とか、『そりゃおまえの日常やんけ!』レベルのことや「computer
languageは英語だ」などのこじつけレベルのものも漏らさず書いておいた。注:現在(2007年7月15日)ではIELSなど移民局の指定する語学テストを受けないとポイントはもらえない。
●Personal Net Worth Statement
英文の残高証明書発行手数料を銀行や証券会社に発行してもらう。しかしここで『過去1年の記録がわかるものも提出』とあったので地獄をみることに。銀行にむりやり頼んで過去1年の取引をプリントアウトしてもらい、それを延々と英訳。しかも銀行3行、証券会社1社、計4社分。目眩。こんな大変な作業を皆がやっているとは思えない。ひょっとしてやらなくてもいいのか?しかし何せフリーランス。安定収入を証明できるものを出しといたほうがいいかも、と、根性1発。燃え尽きた...。目が痛い、腕がだるい。しかも全てプリンアウトの用紙に体裁揃えて訳した。はううううっ!
ちなみに、何故銀行が3行なのかというと勿論、金持ちだから!....ではなく、仕事やその他モロモロの関係にあわせて口座開設していったらそうなってしまったのだ(ありがち)。残高証明作る時だけ1行にまとめようかとも思ったがそうなると証明書を取る前にいきなり入金されているという不審な動きを自ら演出してしまうのでやめておいた。申請にあたっては少なくとも10000ドルの残高があることが望ましいとのこと。為替の変化でこれが増減するのが辛いところ。多いにこしたことはないのだろうが、預貯金は一日にして成らず。ちなみに後で知ったのだが、『過去1年の記録がわかるもの』は源泉徴収(Income
Tax Return)を出すことの方が多いらしい。コンサルタントを通して申請している人は、通常、過去3年の源泉徴収票をだしているもよう。もちろん、コンサルタント云々に関係なく、移民局から要請されることもある。つまりNet
Worth Statementが証明できる書類ならどれでもいいが、証明として充分でないと判断された場合には追加提出を要求されるようだ。
●Police certification
日本の無犯罪証明書を取りに桜田門の警視庁まで。「うおおお、まさに警視庁」と、興奮。指紋をとって約2週間で発行してもらえるが、本人が直接、受け取りに行かなければならない。無犯罪証明に必要なものはパスポート、住民票、戸籍謄本(抄本)、申請キットについている書類。平日のみの取扱。受付時間は9:00〜11:30、1:00〜4:30まで。東京外だと県警(最寄りのlocal
policeとなっている)。 カナダの無犯罪証明書はカナダ警察に指紋用紙の送付を頼み、その紙を持って桜田門、指紋の証明のためにカナダ大使館、カナダ警察に郵送と随分、時間がかかった。日本に住んでいると日本の無犯罪証明書は簡単にとれるが、他国の無犯罪証明書は手間がかかるし面相臭い。
追記:日本でとった指紋に対してカナダ大使館で証明書発行してもらうと2300円(2001年12月12日現在・情報提供者 百合餡子さん[多謝!])ナリ。
現在(2007年7月15日)はもっと値上がりしているはず。
●Payment of Fee
Processing Feeが500カナダドル、Right of Landing Feeが975ドル。 別々に払ってもいいのだが、小切手を作る手数料とクーリエ料金がバカにならないので1度に送ることにした。ちなみに申請書類キットに「現金は入れるな!」としつこく太字で書かれている。現金をいれる人間がそんなに多いのだろうか?無謀というか、無茶というか、無理というか。
銀行で為替小切手を作る。レートが悪い!カナダドルは為替手数料が高すぎる。ネットの金融系サイトでみるのよりさらに悪いレートにショックを受けながらも1475ドル分の小切手作成。現在(2007年7月15日)はRight
od Landing Feeが約半分の490ドルに値下がり!くううう。
|